2018年02月02日 戦時下の犬猫供出 特集「調査報告・戦時下の犬猫供出」と言うのは私も初めて聞いた。北海道の人が随分研究しているらしい。昭和15年にはもう国会で議論されている。いやらしいのはこれが草の根運動として提起され、これを地方権力が支援するという形をとっていることだ。支援すると言っても中味は煽りだ、最後はノルマで強制するのだ。いずれにしても、「そこまで行ったらもうおしまいだろう」という常識がもう働くなっている事がわかる。常識がどうこうというよりもはや狂気の世界だ。「それはひどいことだ」という感覚がなくなっている。戦争というのは「狂気の社会化」だということがよく分かる。聞きたい話ではないが、聞いておかなければならない話だ。よくまとまった良い番組だ。 「20 歴史(基本的には日本史)」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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