本日は外で飲んで帰ってきて、テレビを見ながらそろそろ寝ようかと思っていたところだった。
とつぜんNHKニュースでとんでもないことを喋り始めた。
ネパールで選挙が行われ、いづれも中国派であるネパール共産党統一派と、ネパール共産党の毛沢東派が連合して政権を担当することになった。
正義の代表である国民会議派は過半数を取れずに政権から離れることになった。

ちょっと待てよ、どこからの情報なんだ。NHKにはカトマンズにもカルカッタにも特派員はいないのか、2000年からの20年間NHKはネパールをフォローしていなかったのか。
とにかくあまりにもひどい報道に唖然とし、ついで憤然とし、受信料支払い義務を認めた昨日の最高裁大法廷の判決は何だったのかと叫んでしまった。
私は、苦汁を飲みこむ気分で最高裁判決を支持する。崩れかけたNHKに対する呼びかけとして、叱咤として、それを支持する。
記者さんよ! とにかくあなたはそういう“受信料”で飯を食っているはずだ。そのためにインドまで派遣されているはずだ。
だから、この私でさえ唖然とするようなおとぎ話は流さないでほしい。人間(知識人)として情けないではないか。
社会としては通用するかもしれないが、こんなニュースを配信したあなたを、私は許せない。