両生類の年表を作成してみた。とりあえずこんなところで。
肝心なことは、サカナが陸に上がってどんな感覚・装置を身に着けたか、それが脳の発達とどのように結びついていったかということなので、必要があれば補充するということにしたい。

地質時代区分

約4億2千万年前 古生代シルル紀後期に最古の陸上植物や陸棲節足動物(ユーリプテルス)が発生する。
約3億8000万年前 古生代デボン紀 地上に森林が形成され、昆虫が発生する。肉鰭綱(肺魚類)から進化した総鱗類のユーステノプテロンは、乾燥に強い皮膚を持ち、陸に上がれるようになる。
普通の魚は硬骨魚綱→条鰭類である。これに対しヒレの内部に硬い骨格があり、筋肉が発達しているものを肉鰭類と呼ぶ。
約3億6000万年前 古生代デボン紀後期 両生類が登場。総鰭類の筋肉質の対鰭が両生類の四肢となり、うきぶくろが肺となる。
最初の両生類はアカントステガと呼ばれる。全長約60センチメートル。ときに陸に上がって捕食していた。
Acanthostega
陸上生活への適応は不充分であり、皮膚呼吸に頼るため水辺への依存度が強い。特に幼生は、一般に水中生活をいとなむ。
約3億5,000万年前 古生代デボン紀後期の大量絶滅。海中生物が中心。
約3億4,000万年前 古生代石炭紀前期 シダ類が大森林を形成。両生類が発展。ペデルペスは陸上生活に適応した四肢と頑丈な歯を獲得。
大脳は古皮質のみ、脳神経は10対(爬虫類は12対)
Pederpes
約3億1200年前 石炭紀後期 巨大な肉食両生類が生息。これにより乾燥地帯に追いやられた両生類から、有羊膜類(Amniota)が分岐。有羊膜類は、初期に竜弓類と単弓類の2系統に分化。
約2億7千万年前 古生代ペルム(二畳)紀。カコプスは乾燥気候に耐えられる構造を身につける。発達した視覚と聴覚を持っていたとされる。
現生爬虫類の祖先となる双弓類、哺乳類の祖先に当たる単弓類(エダフォサウルス)も発生。
約2億5千万年前 大量絶滅がおこり、古生代(ペルム紀)が終了。海洋生物のうちの96%。全ての生物種の90%が絶滅する。中生代(三畳紀)に移行。
中生代三畳紀 世界中の淡水系に両生類が繁栄。最大種は3メートルに及ぶ。
中生代三畳紀末 両生類が衰退を迎える。白亜紀前期に多くが絶滅する。これに代わり、トリアドバトラクス(カエルの先祖)が登場。現生種はカエル目、サンショウウオ目、アシナシイモリ目のみ。

大事なことは、爬虫類と哺乳類は親子関係ではなく兄弟関係だということだ。爬虫類の器官を勉強しても、それを人間の原型だとはいえないのだ。
したがって爬虫類に関する知識はアクチュアリティを持たず、博物学的なものにとどまる。それならカエルやイモリの研究をしたほうが腹の足しにはなる。
ところで初期哺乳類ってどんなものなんだろう。