赤旗の一面に「戦争する国、ゆるさない」というシリーズがあって、各界有名人がインタビューに応じている。
本日は同志社の浜矩子さん、あの印象滝な顔立ちの方である。
文章は実に小気味良い。渡辺記者の筆力も預かっているのかもしれない。
とくに強調しているのがグローバリゼーションの目指す基本方向との齟齬。
人間を軽んじ、原発や武器を輸出し、平和を破壊する行為を経済活動(…ノミクス)と呼んではいけない。
…「アホノミクス」はグローバル時代と非常に相性が悪い。
…支えあい、共生の生態系として機能しているグローバル・ジャングルに「ボクちゃんだけ、世界一になるんだもん」というやつが出てくることがいかにはた迷惑なことか。

しかし、安倍政権をアホと一絡げにするのは、たしかにそうだけれども、ちょと弱い。
穏やかなアホもいるし、人畜無害なアホもいる、安倍政権の本質は凶暴さにある。それが景気さえよくなれば、と全て認めてしまう大企業や官僚などの権力層に受け入れられてしまう怖さにある。
かつてルーズベルト大統領はニカラグアの独裁者ソモサを指してこういったことがある。
ソモサは売女の子(Son of a Bitch)だ。しかし売女たる我々の子だ