赤旗日曜版に載った藤井裕久さんのインタビューが面白い。
残念ながらネットでは読めない。ご購読をお勧めする。
昭和32年、岸内閣で「国防の基本方針」を定めました。
そこには国防の4本柱が打ち出されている。
1番目は国連だ。これには外交も含まれる。
2番めは民生の安定だ。これは国民生活が不安定で格差社会になると、一部の人たちが戦争、武力で事態打開をしようとするからだ。
3番めは自衛権としての自衛隊だ。
そして4番目が日米安保だ。
ということで、現在のアベ政治と順番が真逆になっている。
当時の官房長官、椎名悦三郎は大蔵官僚だった私に、こう言いました。
「この順番が正しいのだ」
平和のために一番大事なことは外交であり、国民生活が安定することだというのです。日米安保は補完で、最後だというのです。
藤井さんは、消費税だけはどうにもならない考えに取り憑かれているが、それ以外は非常に的確な人だと思う。
それにしても安倍晋三、まことに不肖の子・不肖の孫である。
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