2017年04月08日 縄文語、弥生語、現日本語、現アイヌ語の関係

の記事で下記のごとく書いた。

弥生人はそもそも縄文人と長江人の混血である。それは紀元前800年ころ、北九州から始まり徐々に全国に拡散していく。その過程の中で弥生語も形成されていく。

しかし、これは単純すぎる。たしかに稲作技術を持って日本に流入したのは長江人(O2人)であるが、彼らが渡来したとき長江語をしゃべっていたかというと、かなり疑問がある。

同じ長江人の後裔である苗族(モン族)と言語的特徴が全く異なることがその理由である。

また彼らは、直接には朝鮮半島からの移住者として渡来したのであり、当時の朝鮮半島南部で流通していた言語を母語としていた可能性が否定出来ないことである。

第二には、その際に朝鮮南部で流通していたのが古朝鮮語系なのか、扶余語系なのかという問題である。

第三に、対馬海峡の両側に住み長江人の渡来を受け入れた第二縄文人(Y染色体分類上のC系人)が弥生語の形成に関与した可能性はないのかという問題である。

これらは、私にとっては謎に包まれたままである。

これらを検討するには古朝鮮語、扶余語、さらには例の「ツングース語」との関連を分析することが必須となっている。

どっちに転んでも日本語が「孤立語」であるのは間違いなさそうだが、縄文語の孤立性に比べれば、まだ何らかの関連は探し出すことが可能ではないだろうか。