仕事場のThinkPadをWin7からWin10に無料アップグレードした。

前にも一度やったが、使い勝手が悪くて一旦はWin7に戻していた。

しかしこの間に自宅用のIdeaPasが炎上してDynabookに切り替えた。そこではすでにWin10の世界だった。

だいぶ使いこなしてきたので、もう一度アップグレードしたが、アチラコチラ盛大に壊してくれた。

使えなくなったアプリ、とくにシェアウェア系のソフトの暗証番号が全部ダメになった。8割方は復旧したが、えらい迷惑を被った。

一番困ったのがタッチパッドの無効化で、ネットで書かれている解決策はほぼだめだった。

Synaptics ThinkPad UltraNav ドライバー (Windows 10 32bit, 64bit) - ThinkPad

というページがあって、これをダウンロードしてみた。

最初は戸惑って余分なことをしてしまったが、画面のずっと下のほう

Synaptics ThinkPad UltraNav ドライバー
exe
53.2 MB
Windows 10 (32ビット)
Windows 10 (64ビット)
19.0.17.115
2016/10/28

と書いてある下の矢印を押せばダウンロードできることがわかった。

ダウンロードしてインストールして再起動した。

しかし見たところ変わらない。

「やっぱりだめか。BIOSをいじるしかないのか」と思っていたが、何気なしに赤ぼっちの方を有効にしてみたところ、自動的にタッチパッドのチェックボックスが明るくなって、中のレ点が消えた。

「なるほど、このドライバーは、どちらかを有効にしなければならない仕組みになっているのだな」ということで合点が行った。

であれば、元のドライバーでもできたのかもしれない。

たしかにキーボード上の赤ぼっちはThinkPad独特のもので、いくら他の機種の説明書を見てもわからないはずだ。

チェックボックスのレ点を消すことにばかり頭が行っていたが、赤ぼっちの方のレ点を消すことは考えていなかった。

しかし今となってはわからない。

まァとにかくめでたしめでたしだ。