ウィキペディアで「地質時代」の項目を勉強する。しかし何か言葉にいちいち抵抗があって、すなおに学習する態度になれない。

「地質時代」という概念は引き算による定義らしい。すなわち約46億年前の地球の誕生から有史時代(歴史時代)を引いたものだということだ。

割りと傲慢な定義だと思う。それなら「先史時代」で良いはずだ。

例えば、弥生時代という区分だが、今もなお弥生時代なのか。

古墳時代はかなりはっきりしている。前方後円墳は250年ころから始まり、500年ころには終焉を迎えている。それはそれでいいのだが、その間、弥生式土器はどうなったのか。

日本史では弥生時代の終わりが古墳時代の始まりと一致する。しかし、弥生時代が何時終わったということは記載がない。

「地質時代」というのも同じだ。地質で時代を区分するのなら、有史時代だろうと地質の区分を貫くべきだろう。

そう思って定義を読み直すと、英語表記が二通りある。

Geologic time scale と Geological age だ。前者は「地質時代区分」であるが、後者は”地学でしか理解し得ない時代”というニュアンスがこもっている。いわば文学的表現である。

この記事の作者は、意識的か無意識的か、この2つを混用している事になる。