もう一度ワニの進化の勉強。例によって年表的に並べていく。

中生代

ペルム紀 双弓綱の1グループとして主竜形類が出現。主竜類の他、原子竜、トリトフォサウルス(いずれも絶滅)の共通祖先。カメ類もふくまれるとされる。

三畳紀前期 主竜形類の1グループとして主竜類が出現。学名のArchosaursは、…ザウルスの主流派の意味。分類では爬虫綱-双弓綱-主竜形類-主竜型下綱となる。

ウィキでは主竜類の特徴の一つとして、四肢が体の横からではなく下から生えていることをあげている。これが正しければ、ワニはふたたび横から生える方式に戻ったことになる。


2億5000万年前 主竜類からクルロタルシ類と鳥頸類とが分岐。

三畳紀中期(2億2800万年前) クルロタルシ類からわかれスフェノスクス亜目(Sphenosuchia)が出現。ワニ類の始祖となる。

スフェノスクス: 殆どが小型で、頭部こそワニだが、四肢は長く小型の恐竜のようであった(ただしこのスフェノスクスに関する記述はウィキ内でも異端であり、他論文では確認できない)

三畳紀末期 生物の大量絶滅が起きる。繁栄の絶頂にあったクルロタルシ類は、そのほとんどが絶滅。スフェノスクス亜目のみが生き残る。主竜類以外の主竜形類はカメを除いて絶滅。

ジュラ紀 鳥頸類の一種である恐竜が繁栄する。絶滅を免れたスフェノスクス亜目も二度目の繁栄を迎える。

白亜紀前期 スフェノスクス亜目のなかからヒラエオカンプサが出現する。現生ワニ類の直接の祖先となる。ヒラエオカンプサの系統は正顎亜目(Eusuchia)と呼ばれる。

白亜紀末(1億6500万年前) 恐竜が絶滅に追い込まれる。スフェノスクス亜目のうち正鰐亜目のみがこの災難を生き延びる(理由は不明)。


ということで、ウィキを探した限りではワニの祖先が直立歩行していたとか、足が体の下側についていたというような話は見えてこない。

さてどうしたものか。またしばらくほとぼりの覚めるのを待つことにするか。