半藤さんの本の「マッカーサーと日本占領」の一節

マッカーサーの圧倒的とも言える強い信念のもと、GHQの民主化は稲妻のように敗戦日本の上を走り抜けていく。

マッカーサーを支持するアメリカ本土の保守派やウルトラ右派は、マッカーサーのあまりの進歩性に唖然として見守るだけであった。

彼を反動的と唾棄していたニューディール改革派は、困惑どころか、いったい日本では何事が起こっているのかと混乱するばかりだった。

そして歴史にその名を刻みこむというマッカーサーの思いは遂げられた。(大統領になるという願いは叶えられなかったが)

たしかに、「なぜマッカーサー改革は成功したのか」を解き明かす上では、ここが味噌だなと思う。

そしてその神通力は23年初頭のロイヤル陸軍長官の「日本を反共の防波堤に」発言で終幕を迎える。