結局思い悩んだ末に、パソコンを修理に出した。見積もりで6万円と脅された。明らかに買い換えろという姿勢だ。

とにかく正規の見積もりを聞いた上で判断することで、機械は置いてきた。見積もりだけで6千円はかかるという。ハードディスクが壊れたわけではなく、冷却ファンがだめになっただけだから、どう考えてもねじ回し一本で済む作業だ。ひどいものだ。

ついでに内蔵CDの交換も頼んだら、こちらも6万円という。別に不自由しているわけではなく外付けのCDプレーヤーでちゃんとやれているので、即座に断った。

考えてみると、「パソコンて何なんだ」と思ってしまう。CPUさえあればほかに何にもいらないんじゃないか。後は全部外付けで間に合ってしまう。

ハードディスクは2テラの外付けが2万円以下になっている。SDも100ギガで1万円ちょっとだ。もう“まわりもの”の時代は終わった。CDとかDVDはそもそも過去の遺物だ。

後はディスプレイとキーボードのみだが、これも単体で買えばせいぜい数万円のものだ。とすればパソコンはどうしてこんなに高いのか。

買い替えも考慮に入れていたからパソコン売り場に回ってみた。もうそろそろ5年になるから今までなら断然買い替え、なのだが、新製品には驚くほどに魅力がない。

当然、ie7以外の機種など姿を消していると思いきや、それ以下のCPUが平気で顔を利かせている。SSD内蔵品(ハードディスクとのハイブリッド)も数えるほどだ。ie7とSSDの組み合わせなら20万円を超える値段がついている。

いったいこの値段は何だ。