「うーむ、そういう切り口もあるなぁ」と感心して記事を読んだが、さわりだけで前後関係がはっきりしない。
もう少し詳しく知りたいと思ったら、「避難の権利」ブログ というサイトに発言の要約が載せられていた。その一部を紹介する
舩橋参考人(法政大学教授・原子力市民委員会座長)
1.原則的視点
原発輸出問題について考慮するべき論点として大局的原則的視点が必要。
まず、原発を輸出の是非、ついで国内の原発政策だ。
我が国の規範・原則である「平和・民主・自主」に立脚しなければならない。またそれが検証できなければならない。
2.エネルギー政策のありかた
エネルギー基本計画が閣議決定されたが、妥当とは思えない。
我々の「脱原子力大綱」と比較して、どちらが包括的かを検証してほしい。
3.原発の安全性と規制基準
原発に関わる危険は技術でコントロールできない。
「新規制基準」は安全基準ではない。過酷事故のリスクをゼロにすることはできない。
新規制基準は「世界最高水準」ではない。過酷事故対策についても欧州加圧水型基準にくらべても4つの点で劣っている。
4.原発輸出に伴う問題
日本が輸出した原発の放射性廃棄物をどうするのか? 日本が引き取るのか?。 他国に押し付けるのか?
ということで、肝心の「4つの点」が書かれていない。
仕方ないので審議中継を閲覧することにする。
苦労してやっと頭出しに成功して聞いていたら、「4つの点の内容については我々の大綱を参照してほしい」ときたもんだ。30分時間を無駄にした。
赤旗もまじめに報道してほしいものだ。
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