アサギマダラを調べるために、下記の項目を設定して調べ始めたが、材料はきわめて乏しいことが分かった。

1) エネルギー代謝と飛翔技術

2) ナビゲーション能力

3) ロジスティクス

4) 遺伝子解析

5) そして、何故?→「アサギマダラの哲学」

最初は学者の怠慢かと思ったが、調べていくうちに、「これしきのことで騒ぐではない!」と言うほどに昆虫の世界は神秘に満ち満ちていることが分かった。

これだけ謎に満ちているのに、研究者の数は決して多くはない。

「虫めずる君」ではないが、世間からは相当の変わり者とみなされ、それだけでは食っていけない趣味の世界だ。

ところがいったん「害虫」に指定されれば、「どう殺すか」の研究だけはどんどん進んでいく。


正直、あまりに膨大な学問領域を前に立ちすくんでいる。いったん踏み込めば、最低限の知識を手に入れるだけでも資本論を読むくらいの手間が掛かりそうだ。

(と言いつつやることになるのだろうが)


昆虫の勉強はあまりに広範囲なため、例によって年表形式で展開しようと考えたのだが、最初からドカンと壁が立ちはだかった。

最近のゲノム研究で系統図づくりが始まっているのだが、これが従来の系統図と著しく乖離する。

このため従来の系統図、及びその歴史が根本的に問い直されているらしい。中には逆にゲノムからいい加減な結論を出して批判にさらされているケースもあるようだ。

ということで、とりあえずこちらからのアプローチは保留する。

とすれば、対象を昆虫一般ではなく、昆虫の飛翔能力及びナビゲーション能力に絞った勉強が必要かもしれない。現存する昆虫の多くは飛翔するので、昆虫の種類からの絞り込みはほとんど意味が無い。

ちょっとこの課題は保留させてください。