日曜日の書評欄に「リニア新幹線 巨大プロジェクトの真実」という本の紹介があって、そこでは「リニア導入は国家百年の愚策」と書いてあるそうだ。
著者は千葉商科大の客員教授の橋山さんという人。

いろいろな問題点が列挙されているが、まぁ原発と違って命にかかわるものじゃなし、失敗してもJR東海の責任と感じてしまう。
ただ、次の指摘は気になる。

以前ドイツでもリニア計画があり、日本と同じく実験線が建設された時に、ドイツの諮問委員会は経済・財政・環境・技術面で厳しい評価を行い最終的に中止を決定した。

これについては、すこし事実を確かめるべきだと思う。