rosia

ここには私がかろうじて耳にしたことがある作曲家のみを上げてある。ウィキペディアにはこの倍くらいの作曲家が掲載されている。

注目すべきは、5人組最長老のボロディンから数えてもショスタコーヴィッチまでの間にわずか70年である。この短期の間に、次から次へと世界を魅了するような音楽家が現れたことになる。

特にリャードフからラフマニノフまでの20年というのが、ロシア音楽の黄金期であり、それは19世紀末のチャイコフスキー=リムスキー・コルサコフ時代からラフマニノフ・スクリアビン時代を通じてストラヴィンスキー=プロコフィエフ時代へとつながっていく。

そしてそれはロシア革命で中断され、スターリン時代に圧殺され、一旦音楽世界から顔を消した。

そしてソ連の崩壊にともなって、特に右側の列の人たちが続々と発掘されていることになる。

その中でもとくに、*印の人たちの曲が注目であり、以後、順番に紹介していく。