地下水系はつながっている。観客はノリで参加するが、やがて決意をもって主役化する。

オールドリベラルの再登場とヤングリベラルの高揚、そして両者の出会いと結合

これが世界各国、とくに先進諸国で共通の現象である。

これが2016年の世界を考える上でのキーワードであろう。

オールドリベラル(オールド・ボルシェビキもふくめて)が残り少ない人生に背中を押されるように政治世界に再登場している。リベラルヤングは2011年のアラブの春から、マドリードの選挙、ウォール街のオキュパイと続いた運動以来久しぶりの盛り上がりを見せている。

そして2015年の特徴は、それらが出会い、インテグレートしていることだ。青年は大人になり、オールドリベラルに励まされつつ、より現実的な世界に飛び出しつつある。

オールドリベラルはオールドリベラルで、それまでの行きがかりと相互の偏見を捨てて青年を軸に結集しようとしている。

このような視点から各国の動きを見ていくと、地下水系のつながりを感ぜずにはいられない。

それこそがネオリベラリズムとグローバリズムの最大の功績なのだろう。富裕層のやり方はグローバルで、どこでも同じ手法で人々から搾り取ろうとする。

だから富裕層の支配に苦しめられている人々も、同じようなやり方で対抗しようとしている。

Think Globally, Act Locally なのだ。そしてその先にある Another World is Possible という信念を共有しているのだ。