本日は「異次元緩和1年」の2回目。

ある意味で、異次元緩和がもたらした副次的な結果として円安がある。
そこで円安の結果、何がもたらされたかというのが本日のテーマ。
結果としては、
1.輸入は減らず、
2.輸出は増えず、
3.したがって、円が安くなっただけ、貿易赤字が劇的に増大。
ということだ。
輸入が減らない理由はLNGの高止まりだ。これは基幹エネルギーだけに減らしようがない。原発だよりのエネルギー政策を続けてきたツケを払うのだから、仕方ない。
輸出が増えない理由は、製造業の空洞化だ。これについては、あらたな輸出型企業の育成以外にない。もう一つ、見逃せないのは中国シェアーの低下だ。これは安倍政権のためだ。しかしメディアはそこに一切触れようとしない。

ただ、円安は異次元緩和の本線ではない。
もし円安を主目標として異次元緩和が行われたのなら、それだけでも大失敗だ。空洞化の深刻度についての評価がまったく出来ていなかったことになる。
しかし目標はそこではない。基本はキャッシュフローの増加により、資金の流動性を高め、投資を促そうというものだ。そこがクルーグマンやスティグリッツの褒めそやしたところだ
そこを評価しないと異次元緩和を評価したことにはならない。

3回目以降に期待しよう。