また「はだしのゲン」が回収された。
今回はより露骨でたちが悪い。
松江の場合は右翼に脅されて、めげてしまったのが事の顛末だが、
今回は市長がみずから乗り込んで回収を命令したというのだから、話はいっそう深刻だ。
とにかくそこかしこで、右翼のやることが激越になってきている。
もう戸口までファシズムがやって来ているような恐怖感を覚える。

ところで今度意表を突かれたのは、市長が「差別表現が目に余る」ことを以って回収の理由としていることである。

これまで「差別反対」を叫んできたのはもっぱら左翼系であったし、いわゆる「言葉狩り」も左翼の一部の行動と見られていた。

ところがどこを以って「差別表現」としているのかが新聞記事には掲載されていない。

ネットで探すと、保守速報という右翼系サイトにその内容が載せられていた。

中藤辰洋教育長によると、千代松市長や市教委は昨年から、
漫画に「きちがい」「こじき」などの表現が使われていることを「差別を助長する」と問題視。

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いわば変化球ということで、ネトウヨ諸君にも若干戸惑いがあるようだ。

コメントでは、

昔は差別語じゃなかったんだろ
何でもかんでも差別差別言ってりゃいいんじゃないよ


当時使われてた言葉が出てくるのは当たり前だろ。

いいね
この主張で攻めればブサヨも文句言い難いだろうし


なんでもかんでも言葉狩りしてんじゃねーよ

それは言葉狩り大好きなブサヨ団体に言うべき言葉だなw

これが許されるなら今まで言葉狩りされた漫画たちは全てオリジナルで復刻するべき

はだしのゲン “だけ” 許そうとする不自然さは目にあまる

など、戸惑っている様子だ。


私も、差別主義者と言われても仕方ないくらい差別用語を使っている。当然「言葉狩り」する人々への一定の反感もある。しかし、大勢には従わざるをえない。

しかし、当時の状況のなかでキチガイとかコジキを使ったと言って、「差別に満ち溢れている」という感覚には、「オマエ、気が狂ったんじゃねぇか」と疑わざるをえない。しかもそれを理由に市長の権限で閲覧を禁止するのはXXそのものだ。

市議会ではこのところをしっかり追及してほしいと思う。