アメリカでマウントゴックスへの損害賠償の訴えが出された。
それはいいのだが、原告側は訴状を修正して、みずほ銀行も被告に加える事にした。
みずほ銀行がマウント社の金融サービスを一手に引き受けていたからだ。

告訴内容は以下のとおり

1.みずほ銀行はマウント社の資金と同社顧客の資金と区別せず、金融サービスを行ってきた。

2.みずほ銀行はマウント社の不正行為を把握しながら、金融サービスの提供を続けた。

3.上記の結果、顧客の損失を拡大させた。

4.みずほ銀行みずからが不正行為から利益を得た。

正直言って、言いがかりに近い、めちゃめちゃな論理だ。これなら刑事告発したほうが早いと思う。

カナダからも同様の訴訟が起こされているが、こちらはちょっと違ったニュアンス

1.マウント社のセキュリティー違反の結果、多額の顧客のビットコインが盗まれる事態を招いた

2.ビットコイン以外のすべての通貨(現金)はみずほ銀行の口座に預けられていた。

ということで、現金が盗まれたことに対する責任を問うものとなっている。

これは相当ずっしり響くはずだ。大量の現金が一気に引き出されるのを放置した銀行の責任はある。少なくとも有責だ。

この間も書いたように、事件の全貌が見えず、本質も不明のままだ。真相を明らかにする上でも、訴訟には意義があると思う。
ポジティブに考えれば、今後の代用通貨システムの可能性を探る上でも、明らかにして置かなければならないポイントだ。

にも関わらず、日本の経済・金融メディアは明らかに猿轡を噛まされている。
フォロー(とくにカナダの訴訟)を期待する。