必要なとき言葉は生まれる。

見事なものだ。

「他衛権」 ウム、まさにそうだ。

集団的自衛権の本質を見事に衝いている。

人には自衛権はあるが、他衛権などありはしない。


赤旗ではこう解説している。

人は自分の身を守る権利があるのと同様、国家もみずからを守る権利が考えられています。
戦争は違法だが、自国が攻撃を受けた場合の武力行使は違法ではない=これが「自衛権」です。個別的自衛権とも呼ばれます。

一方、他国への攻撃を「自国への攻撃」とみなして反撃する権利とみなして反撃する権利とされる「集団的自衛権」は、この「自衛権」とはまったく別物です。
日本政府は1981年5月29日の政府答弁書で、こう規定しています。

自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力を持って阻止する権利


つまり純粋な他衛権のことだ。純粋というのは“自衛”の要素が全くない攻撃権という意味だ。

ついで赤旗は集団自衛権が行使された過去の例を引いた上で、

集団的自衛権とは集団で弱いものいじめをする権利であると言えます。

これは、正確に書くと、「過去においてはそういうものでした」ということになる。必ずしも本質的な特徴付けではない。

「海外で戦争する権利」というのもあって、ずっとこれでやって来たが、「他衛権」にはかなわない。まさに一刀両断だ。