いささか疲れたが、
作業してみて、
STAPというのはエピジェネティクスの解除だということが分かった。
ただ、エピジェネティクスと振りかぶる必要はないように思う。CpG結合のメチル化の解除ということだ。
DNAをいじらなくても、メチル化(その他)を解除することで先祖返りできるということだ。

“最悪”でも、そういう可能性が開けたということは間違いない。振り返って山中の幹細胞でも、DNA改変のみならずそれに付随してメチル化の変容が起きている可能性が示唆される。

そういう時にメチル化誘導酵素(複数)はどのように動くのだろう、というのも興味ある話だ。これは脳における記憶のメカニズムと似たところがある。
染色体のDNAの周囲にはメチル化誘導酵素を介在する一定のネットワークがあって、その中に個体発生とか“生物学的個性の発現”に関する記憶が蓄積されている可能性もある。

それにしても、エピジェネティクスというコトバは胡散臭い。イデオロギーの匂いが強すぎる。DNAとむやみに対立させずに、DNAの周辺の場を探究する学と整序すべきだろう。

あまりネオ・ラマルキスト的にしゃっちょこばらずに、Para(あるいは Peri 使いたければEpi でも良いが) DNA -ology 的な方向に進むのが良いのではないだろうか。

いずれにせよエピジェネ屋さんには大歓迎だろう。