どうでも良いニュースみたいだが、面白くなくもないので、紹介しておく。

ニューズウィークに去年10月に掲載された「中国 風見鶏だより」というコラムである。執筆者はふるまい よしこさんという方。

毛沢東生誕120周年の2ヶ月前に習仲勲生誕百年という記念式が行われたそうだ。

習近平の実父である。文革時代には迫害された。習近平自身も下放されている。後に復活し鄧小平に引き立てられて、深セン特区の発展に尽力したらしい。

ここでも習近平は演説を行っている。

毛沢東問題評価にはあまり触れなかったようだ。記事によると、

習近平ら兄弟も父が毛沢東一派の迫害を受けている最中に生まれたために子供の頃からつましい生活を迫られたこと、父に厳しく育てられ、「控えめに生きるよう」しつけられたと強調された。

そうである。

この式典に参加したメンバーが注目された。記事によると、

鄧小平、劉少奇、胡耀邦、彭真、王震、楊尚昆、陳雲、李維漢らの子女、つまり「太子党」が集まった。

そうだ。

習はこの新たな協力関係を築くことによって、鄧小平以降、つまり江沢民や胡錦濤らによる政治操作を離脱、「紅二代」と呼ばれる二代目共産党員による政治を確立しようとしているという。

問題は、もっと上ではないか。

劉少奇・彭真ら文革前の「良き時代」の復興ということではないか。とすれば、習政権成立以降の政策の骨格も見えてきそうな気がする。