中国通信 2013.12.27

中国共産党が毛沢東生誕120周年座談会 習近平氏が重要演説

26日午前、北京の人民大会堂で毛沢東生誕120周年記念座談会が開かれた。

党中央政治局常務委員が出席し、習近平党総書記・国家主席・中央軍事委主席が重要演説を行った。

習氏は次のように指摘した。

1.毛沢東同志ら先輩革命家はみな、近代以降の中国の歴史的発展の時勢の中で生まれた偉大な人物である。

2.毛沢東思想は独創的理論でマルクス主義を豊かにし、発展させた。われわれは永遠に毛沢東思想の旗印を掲げ 前進する。

3.歴史的人物の評価は、その時代と社会的歴史条件において分析すべきだ。今日の時代条件、発展水準、認識水準で前人をはかることはできない。

4.革命の指導者は神ではない。その偉大さから神のように崇めることはできない。ミスや誤りを指摘し、正すことも必要だ

5.われわれは平和的方法による国際紛争の解決を主張する。覇権主義、強権政治に反対し、永遠に覇権を求めず、永遠に拡張を行わない。

6.しかし、いかなる外国もわれわれが核心の利益を取引材料にすることを期待してはならない。


ということで、赤旗が引用したような踏み込んだ文言は出てこない。別な場所での演説かもしれない。

あるいは、中国通信が日本向けの配信で意図的にカットした可能性もある。


他にも時事通信、産経が演説内容を紹介しているが、同じ演説かと思うほど内容が異なる。

新華社通信で全文を配信しているということなので、その日本語訳を読みたいところだ。