初めて知ったが、重大なニュースだと思う。
囲み記事のなかで、付け足し的に書かれているが、詳報を聞きたい。
とりあえず、記事のその部分だけ抜粋する。

習近平国家主席は、昨年12月26日に行った毛沢東生誕120週年を記念する演説のなかで、
「毛沢東同士が晩年、とくに文革のなかで重大な誤りを犯したことは否定できないと指摘。
「この誤りは、全面的に、歴史的に、弁証法的に取り扱い、分析しなければならない」と述べています。



私は文革後に党が再建されたとき、中国共産党の中央委員会が悲痛な自己批判的分析を行った文章を思い出します。

たしか「世界政治資料」に掲載されたのですが、散逸したらしく、探しても見当たりません。

あれから30年を経て、毛沢東批判は全面化されないまま、人々の記憶の底に沈殿しています。

なぜなら鄧小平の思想が毛沢東思想の「漫画版」でしかないのに、鄧小平まで批判することが困難だからです。

2000年代初頭にかなり実質的な手直しが行われましたが、やはり付け焼き刃だったのでしょう。なにか最近は元の木阿弥に戻りそうな感じでした。

習近平の登場が、毛沢東思想(鄧小平も含めた)を社会主義の原則からの逸脱として、「全面的に、歴史的に、弁証法的に」総括する動きに結びついていくことを、心から期待します。