いつものごとく、世界経済のネタ帳からデータを頂く。

経済

項目 順位
名目GDP 1兆1770億ドル 14位
一人当たりの名目GDP 10,058ドル 66位
実質経済成長率 3.60 88位
インフレ率(年平均値) 4.11 90位

労働

失業率 4.95 84位

貿易

項目 順位
経常収支 -14.180億ドル 172位
貿易収支 3.5億ドル 18位

財政

項目 順位
財政収支(対GDP比) -3.72 115位
政府総債務残高(対GDP比) 43.51 81位
外貨準備高 1670億ドル 14位

現在(といっても2年前)の経済パフォーマンスである。

正直、GDPの割にはパッとしない数字が並ぶ。インフレが押さえられ、外貨準備が潤沢であることは、投資する側には喜ばしいかもしれない。もっとも特徴的なのは貿易外収支の膨大な赤字である。

莫大な投資が行われていることを示す。逆に言うと投資を呼びこむために、あらゆる経済・財政パフォーマンスが強力に調整されていることを示す。

安部首相風の言い方をすれば「もっとも企業にフレンドリーな国」となっていることになる。当然そのしわ寄せは民衆に及んでいると、容易に推測される。