NAFTA 20 周年を振り返る記事は日経も掲載している。(1月13日)

貿易額3倍に=メキシコ、最も恩恵=

というのだから、赤旗とは正反対の評価だ。

1.参加3ヵ国の貿易額はこの間に3倍以上に拡大した。94年3432億ドルに対し、12年には1兆1193億ドル(約117兆円)に達したのである。

2.最も恩恵を受けたのがメキシコである。輸出額は5.7倍となった。94年に532億ドルだったのが、12年には3031億ドルに達した。

3.成長はとくに自動車部門で顕著である。93年に105万台だった自動車生産は、13年には293万台に増加している。

4.メキシコで生産された自動車の6割は米国市場で販売されている。米国で売られている車の10台に1台はメキシコ製だ。

5.この成長は負の側面も含んでいる。競争力に劣る小規模農家が衰退したことなどにより、貧富の格差が拡大した。ジニ係数は0.466に達した。これはECD加盟国で下から2番目である。

この記事も、やや一面的である。世界は自動車で出来ているかのようだ。

だいたいが、自動車を生産する企業は全て外国籍で、メキシコは土地貸し、人貸し、利権貸ししているに過ぎない。

一応、国力評価はオーソドックスな経済マクロ指標で見るのが仁義というものだろう。