NAFTA発効20年

菅原記者によりいくつかの数字が提示されている。

政府側の宣伝では

1.米国との貿易総額が20年間で5.5倍に増えた。

2.米国への農産物輸出は3.3倍に増えた。

これに対する反論

1.農産物は輸出も増えたが輸入も増えたため、総計では年間25~40億ドルの赤字だ

2.食料の外国依存率は10%から43%に増大した。

3.メキシコの貧困人口は52%で、20年前と変わらない。


ちょっと反論に説得力がない。というか反論になっていない。

やはり94年以降大規模な金融危機が起きていないというのは、庶民にとってはかなり大きいのではないだろうか。

私がメキシコに行くときはいつもメキシコの景気が悪い時だった。84年にはハイパーインフレ、89年には大地震の直後、94年にはテキーラ危機だった。

「明日もまた、かくありなん」という確信は、何よりも心強いものである。

いずれにしても、一度まじめにデータと向き合う必要がありそうだ。