実はハイデルベルク人と呼んでいるのは一部の記事で、Nature 誌の論文ではとくに名付けられてはいない。「スペインの人骨」というそっけない呼称である。

そこでハイデルベルク人について調べてみた。

最初はウィキペディア。

Homo heidelbergensis

原人と旧人の中間に位置するとされる。時期は60万年前から40万年前。

1907年にドイツのハイデルベルク近郊のマウエル村から下顎骨が発見されたため、この名がある。

その後フランス、イギリス、ハンガリーなどヨーロッパ各地で発見されている。南アフリカや東アフリカでも同様の化石が発見された。これらも現在はホモ・ハイデルベルゲンシスと見なされる。

ネアンデルタール人と比べて眼窩上隆起が大きく、前脳部は小さい。このことからネアンデルタール人よりは原始的な種と見なされる。

ヒトの歴史の上での位置づけについては諸説ある。ネアンデルタール人と現代人の共通祖先という説もある。


後はつまらない記事ばかりだ(和文献の範囲だが)。

言えることは、原人(ホモ・エレクトス)の中で存在が確実であり、旧人、新人(ホモ・サピエンス)へとつながる流れが遺伝子的に確認しえた初めてのものだということだ。

今回の報告はまさに画期的な発見だということが改めて実感される。