フランシスコ法王の発言、日常の振る舞いはアッシジの聖フランチェスコを彷彿とさせるものである。

しかし、彼(グレゴリオ)が軍事独裁時代に大司教を勤めていたこと、2001年末に崩壊した国家の再建に邁進したキルチネルと対立を繰り返したことは、その言動に一片の疑いを差し挟む余地を与えている。

以下は新しいパパ様はサッカーがお好き


というページからの引用。

アルゼンチンでは、イエズス会は特に教育を中心に最も進歩的なカトリック教会の組織に属するとされている。しかし新法王自身は思想的にはむしろ主流派とみなされている。

このため左派寄りのアルゼンチン人の間での評価は分かれている。

弱冠36歳でイエズス会の長となったベルゴリオは、
「解放の神学」の運動にイエズス会が合流することを阻もうとした。

ベルゴリオの神学的立場は、「解放の神学」を抑えようとしたヨハネ・パウロ2世の見解に沿うものだった。

ベルゴリオはヨハネ・パウロ2世によってブエノスアイレスの補佐司教に指名され、法王への階段を上り始めた。

つまりスペイン系にありがちな肉食系ヒーローだ(日本人にはなかなか理解し難い)。いずれにしても今後に注目だ。