フランシスコ法王の 貧困と経済的不平等についての発言

(ウィキペディアより)

私たちは世界で最も不平等な地域に暮らしており、最も豊かな土地であったが無残に没落した。…財の不当な分配が解消されずに、天に向かって悲鳴をあげるような社会的に罪といえる状況が作り上げられ、我々の多くの兄弟たちが充実した人生の営みを妨げられている。

2.2009年9月30日サルバドール大学大学院での発言

「われらの時代の社会的負債」とは何か。それは不当な経済構造が極端な貧困と大きな経済的不平等を引き起こしており、人権を蹂躙していることだ。…その社会的債務は不道徳で、不公平で非合法なものだ。

3.2001年8月、ブエノスアイレスで公務員のストライキが起きた時の発言

いっぽうに過酷の労働条件で迫害されている貧しい人々がいて、いっぽうに正義からの逃走に喝采している裕福な人々がいる。後者に反省を求めたい。

4.2002年のアルゼンチン経済危機のときの発言

権力者は、自らの特権と過剰な富を非道な方法で獲得し、その財産の維持のために腐心している。彼らは批判されるべきだ。

5.2010年、アルゼンチンの貧しい人々に向けられた演説

富裕層に再考を求める。あなたがたは、貧しい人々のことを考 えることを拒んでいます。私たちには、貧しい人々を度外視する権利はありません。絶望した人々が手に取った武器を取り上げる権利もありません。
私たちは母なる祖国の記憶を取り戻さなければなりません。

6.2011年の発言

この街がその使い方を熟知し毎日服用している麻薬があります。それは贈収賄と呼ばれるものです。
この麻薬によって良心は麻痺し、ブエノスアイレスは贈収賄の街とでも言うべきものになってしまいました。

7.2011年の発言

この街では奴隷制度が様々な形態で見られます。この街の労働者は、工場で搾取され、移民であればその悪辣な搾取まぬかれる機会は乏しいのです。

この街には、ストリートチルドレンが何年にもわたり放置されています
… この街は、労働者をホームレスという構造的な奴隷制度から解放にする試みに失敗し続けています

8.2011年の発言

この街では、人形と遊ぶかわりにバラックのゴミの山に放り出される少女たちが大勢いる。彼女たちは誘拐され、売り飛ばされ、騙される。街では女性や少女が 誘拐され、性と虐待の対象となっている。こうして彼女たちの尊厳は破壊されてゆく。

主イエスは人間の肉体をもって生まれ、そして死なれた。しかし、この場所では、その人間の肉体が、ペットの肉体以下の扱いなのだ。一頭の犬のほうが、ブエノスアイレスで奴隷扱いされている少女たちより大切に扱われている。彼女たちは、足蹴にされ、ボロボロにされる

9.「アパレシーダ」文書

児童虐待は「人口統計学上のテロ」であリます。子どもたちは残虐に扱われ、教育も受けられず、充分な食事も与えられていません。そして少女たちは、売春を強いられた挙句に捨てられています。