堺市長選挙のとき話題にしたのだが、堺の中でも泉北ニュータウンは別世界。維新が圧倒的に票を集めた牙城。
行政上は堺だが、通勤も買い物も大阪、大阪市民としての性格が強い。
なぜそうなるかというと、大阪府が泉北高速鉄道を作り山の麓に大団地を造成したからだ。
この泉北高速の現在の持ち主は三セクの「大阪都市開発」これを売却しようというのが大阪府の構想だ。
そして売却先に選んだのが米国の投資ファンド「ローンスター」社である。

これに堺の竹山市長がかみついた。
「鉄道は公共的施設であり、安全・安心・継続的な経営が必要であり、それにふさわしい事業主体が望まれる」
また高額な乗り継ぎ運賃についても値下げを要望した。

最後に竹山市長は、「大阪府は泉北ニュータウン開発で1300万円の利益を得ている。歴史をおさえてほしい」とし、地元への積極的な還元をもとめるなど強烈な嫌味をかました。

ローンスターへの身売りについては沿線住民の反対も盛り上がっているようで、維新の中にも動揺が広がっているという。

泉北高速の話は、明らかに橋下の大阪地下鉄身売り話を念頭に置いている。「大阪市民のみなさん、維新の民営化路線というのはこういうものなんですよ」
ということで、竹山市長は維新の牙城の切り崩しを狙っているようだ。