伊豆大島 TV報道がおかしい。
完全にピンが抜けている。大島町バッシングだけが浮き出している。
取材も非本質的な部分で過剰だ。
誰が仕切っているのか知らないが、こういうメディアなら、ないほうが良い。

気象庁が罪を大島町になすりつけようというのも常識外だが、それを最大のニュースとして町役場のバッシングに狂奔するメディアもあまりにむごい。離島の自治体に対する嘲りとしか聞こえない。TVメディアはいつからこんなに下劣で酷薄になったのか。

少なくとも生存可能性のある72時間までは、被害の全容把握と救援活動とに全精力を集中すべきだ。そして現場で頑張っている人たちを励ますべきだ(役場職員もふくめ)

すくなくとも、不眠不休で頑張る人たちの背後から、「お前が悪いんだ、お前が殺したんだ」と悪罵を投げつけることではない。

災害報道の歴史に残る大汚点として、今回のTV報道は記憶されるべきであろう。

下記の文章がきわめて説得的である。

『離島経済新聞』『季刊ritokei(リトケイ)』発行人兼編集長

投稿日: 2013年10月17日 10時35分

伊豆大島の災害。どうか慎んだ報道をお願いしたい

1927年から2008年までの島の歴史が記された伊豆大島小史には、天災による犠牲者数も記録されていますが、この記録を見る限りでも1927年以降でこれだけ多くの犠牲者を出された災害はありません。

近年、都心では近代的な安心安全システムが構築されていますが、同じ東京都であっても島はそれほど近代化していません。しかし、システムに頼りきれない分、島には長い歴史の中で得てきた自然とともに生きる知恵が継承されており、災害意識もけっして低くないと私は感じています。

大手メディアやSNS上の情報を見ると「避難勧告出さず」「災害救助に報道ヘリが邪魔をした」という情報が目立っているように見受けられ、救助活動が一心に行われている状況下なのに、ただ誰かを責めるような言葉も目に入ります。

約8000人の島人を守る町長にとっても「初めての経験」である豪雨です。小さ な島だけに犠牲者が知り合いであることも多く、島人の誰もがショックを受けていることをどうか理解いただき、慎んだ報道をお願いしたい。

「防災」について、確かに今後検討を重ねるべき本質的課題はありますが、今は直近で解決すべき課題が優先です。

抑制された筆致で書かれているが、鯨本さんの歯ぎしりの音が聞こえてくる。

この文章に、現地の方がリプライしている。
21時間

近隣に住んでいるので2度取材を受け、同様のことを感じました。狭い島では行政対住民と切り分けることはできないし、誰かが苦しむのでなくみんなで先に向かっていく大事なときです。