グーグルで検索中に面白い記事を見つけた。

産経新聞の関西版。衝撃事件の核心 west という連載ものらしい。

見出しは

「朝鮮人は呼吸するな」暴走する右派系市民グループ、ヘイトスピーチ(憎悪表現)という“鬱憤晴らし”

という産経らしからぬもの。

かいつまんで内容を紹介する。

「朝鮮人は呼吸するなーっ!」。在日韓国・朝鮮人らに悪罵(あくば)を投げつけ、排外主義的な主張を繰り返していた関西の右派系市民グループが、幹部らの相次ぐ逮捕により解散に追い込まれた。

「神鷲皇国会(しんしゅうみくにかい)」だ。

事件1: 電気代踏み倒し

滞納料金の徴収に訪れた関西電力の係員は、応答が無いため送電をストップさせた。

飛び出してきたのが住人の少年(18)だった。「何するんや。俺は、右翼やっとんねん!」とまくし立て、神鷲皇国会のステッカーが張られた拡声器を持ちだした。

こうして料金約1万2千円の請求を断念させ、送電も再開させた。

事件2: 82歳への暴行

難波の地下街「なんなんタウン」の一角の公衆トイレ。拡声器を肩にかけたその姿を奇異に思い男性(82)がのぞき込むしぐさを見せた。

用を足していた事務局長(41)はいきり立った。

「何見とんねん、オモテ出ろ!」

事務局長は男性を連れ出し、胸ぐらをつかんだ上、眼鏡を取ってその場で踏みつけた。男性はほおに切り傷を負った。

事務局長はそのまま立ち去ったが、一連の行動は近くの防犯カメラに克明に記録されていた。

事件3: 博物館脅迫

神戸市立博物館で特別展「中国王朝の至宝」が開かれた。

博物館に約1時間半にわたり電話をかけ、脅迫の文言を並べたのが桂田智司被告(52)だ。神鷲皇国会の最高顧問で、政治団体「愛国播磨雄(はりまお)会」元代表を名乗っていた。

「特別展の無期限延期を要望する。不特定多数の右翼の同志に呼びかけを行うこともあり得る。けが人が出ても、わしに止めることはできへん」

同博物館は要求に応じず至宝展を開いた。開催期間中に街宣車による抗議活動も繰り広げられた。

ヘイトスピーチで注目

そもそも、神鷲皇国会とはいかなる組織なのか。10人程度のメンバーで構成され政治団体の届け出はない。

公安関係者によると、一部のメンバーが「在特会」の活動に感化され、グループを立ち上げた。

昨年9月に行われた「日韓国交断絶国民大行進」に参加。以後、大阪で毎月のように行われた街宣で、「ゴキブリ」「ウジ虫」「死ね」「殺す」といったヘイトスピーチを連呼し、その様子を動画投稿サイトにアップすることで注目を集めた。

3月31日に鶴橋で実施された「特亜殲滅カーニバル」では、旗振り役を勤めるまでになった。

思想なき、鬱憤晴らし

街宣やネットで知り合った“緩い”つながりが、同会の基底を成している。

少年と事務局長は同会に参加するまで、活動家としてはまったく無名の存在だった。少年は高校中退後に働いたが長続きせず、街宣にのめり込んでいったとみられる。

「バカ、ボケとひたすら悪口雑言を繰り返すだけで思想は皆無といっていい。つまりは単なる鬱憤晴らしだ」(公安関係者)

ストレスのはけ口を求めるためならば、それが在日韓国・朝鮮人でも、集金係やお年寄りでも良い。彼らの内にあったのは他人への敵意だけなのかもしれない。


この記事の最後、公安関係者の発言からは、公安がチンピラ・愚連隊を泳がせていることがはっきり見て取れる。

おそらく公安は刑事警察にもおなじセリフを履いていることだろう。

「いつかは役に立つ日が来るよ」と。