アーミテージらを論じるブログはたくさんある。

そんな中から拾ったいくつかの事実を上げておく。

毎日新聞 9月30日 夕刊 特集ワイドに北沢元防衛相のインタビューが載っている。

防衛相在任中に当時のゲーツ米国防長官と8回会談したほか、米政府やシンクタンクの多くの要人に会ったけれ ど、公式・非公式問わず「日本政府は集団的自衛権行使を容認すべし」との意見は全く聞かなかった。

2005年まで国務副長官だったアーミテージさんだけは 「容認すべきだ」と言っていたけど。

有事の際の役割分担を含め、集団的自衛権を改めて持ち出さなくても困らないよう、きちんとすき間は埋められているんです。

米国は日本がアジア諸国から危険視されず信頼される国であってほしいと考えていることは間違いない。「特に中国、韓国とは仲良くしてほしい」という忠告は米国に行けば必ず言われます。

だから現状では米国は行使容認の必要性は感じていない。

しかし北沢氏は知っていたのだろうか。
第3次アーミテージレポートの日本語訳が海上自衛隊幹部学校のHPに掲載されていることを。

民主党の一閣僚にすぎない防衛大臣は、完全にスルーされていた可能性がある。


左翼ブロガーは彼らを「ジャパン・ハンドラー」と呼んで、日本の生殺与奪の権力を握っていたかのように描いたかと思うと、いまは権力の中枢から弾かれて、一介の議会ロビイストに過ぎなくなたとこき下ろしたりと、どうも言うことが極端だ。

しかし、アーミテージはいまも、安倍首相の周辺や自衛隊制服組のあいだでは今でもマッカーサー並みの権威を持っている。

これを時代錯誤だと一蹴してはいけないだろう。国防総省・国務省・太平洋軍という表の権力とは別の権力(軍産複合体)が、今も動いていると見るべきではないか。