一言で言って、中国の南シナ海での態度は本当にひどい。
ベトナム、ブルネイ、フィリピン、全部の国の海岸線のヘリまで中国領だと言っている。
そして石油をバンバン掘っている。日本の企業も噛んでいる。なにせ軍事的に制圧しているから強い。
反対すれば殺す。
スプラトリー諸島のジョンソン礁(赤瓜礁)ではベトナム兵約80人を殺した。しかも殺すさまをビデオで撮って放映した。

関東軍と同じじゃないか。

アメリカは出てこないと踏んでいる。「太平洋は広いんだ。アメリカと分けあったって、お釣りが来る」と、習近平は豪語した。

尖閣諸島もアメリカは手を出さないと踏んでいる。ただまだ日本の出方がわからないから挑発をかけながら瀬踏みしている。

尖閣諸島は小さな島だが、沖縄は小さくない。彼らは沖縄も中国領だと思っている。なにせ中国三千年の歴史だから、探せばそれらしき文献はいくらでも出てくるだろう。

浅井基文さんは「ポツダム宣言を受け入れたのだから、日本は北海道、本州、四国、九州以外は放棄した」のだというが、沖縄も中国が自分の領土だといえば、ポツダム宣言に則って放棄するのか。

そろそろ正気に戻らねばなるまい。
南シナ海を平和の海にしなければならない。利権の海にしてはならない。中国の海にもアメリカの海にしてもならない。