どうも良く分からない。
志位委員長がハノイを訪問して、ベトナム共産党の書記局常務と会談したというニュースが一面に掲載されている。
普通は、共産党の委員長が訪れれば書記長が会見するものだ。
書記局常務が対応したということは、それなりの扱いということになる。
ベトナム共産党の日本共産党に対する評価が変わったということなのだろうか。
しかもそれを赤旗の一面に取り上げるというのは、そのことについて読者の関心を喚起したかったということなのか。

とすると、以下のコメントが気になる。
日本国民にとって緊急の課題として日本共産党が「即時原発ゼロ」の政策を掲げて原発輸出に反対していること、21世紀の新しい国際経済秩序と相容れないTPPへの日本の参加に反対していることを、率直に述べました。
これにたいし、
アイン氏は、志位氏の原発とTPPに関する説明に感謝すると語りました。
となっている。何やらきな臭い。
志位氏の訪問の目的は「率直に」物を言いに行くことだったのかもしれない。
それに対し書記長が対応しなかったのは、ベトナム側の不快感の表明かもしれない。
発表を見る限りでは、両党とも南シナ海問題への言及はなかったようだ。

以下はベトナム共産党側の報道

Politburo member and Standing member of the CPV Central Committee’s Secretariat Le Hong Anh held talks with Chairman Shii Kazuo.

The two sides discussed orientations and concrete measures to promote their friendship and traditional cooperation, thus enhancing Vietnamese and Japanese peoples’ ties.

一応トップ記事ではある。記事によればベトナム共産党書記長が志位氏を歓迎し、写真に写っている。しかしその後の話は現場に落としてしまったのである。

これでは共同声明は発出されないだろう。どうも訪問の目的がはっきりしない。