菅官房長官の「違和感」連発には「違和感」を感じるが、そもそも安倍現政府の皇室利用は、「尊王派」からは逆臣とさえ見て取れる。天皇への畏怖など一欠片も感じられない。

宮内庁長官も、相当思い切った発言をしている。
「両陛下も案じられていると察する」とまで言った。
わざわざ「両陛下」と言ったのが意味がある。これが4月28日の「万歳事件」を下敷きにしたものであることは、誰でも分かる。
天皇は国民統合の象徴であり、分裂を招くようであってはならないし、とりわけ戦前の天皇制復活を示唆するような行動への関与は、絶対にあってはならない。
そのことを「両陛下は案じられている」のである。

菅官房長官を問い詰めておきたいことがある。あなたは全国民が見るテレビの記者会見で、宮内庁長官の発言を、鼻先でせせら笑った。

「あなたは何に違和感を感じたのか。宮内庁長官が政府批判をしたことか、それとも両陛下が案じられていることなのか」

もし万が一後者であるとすれば、「たかが天皇めが何をほざくか」ということならば、不敬きわまりない、腹切ってお詫び申し上げるべきだ。みずからの名を“菅”ではなく“奸”と改称すべきだ。

むかし議会開会にあたり天皇が臨席するということで、高齢のため会談を後ずさりして下がることができないと言って、参議院議長が辞職した。

天皇陛下を冒涜するかの如き発言を行った菅官房長官は、どう身を処すべきだろうか?