本日の「経済アングル」は柳沢記者の担当。
外国人持ち株比率の急増について触れている。

事実としては以下のとおり。
①主要18社の外国人持ち株比率は今年3月時点で30.0%。
②これら18社の03年3月での比率は17.7%だった。10年間で1.69倍となった。
③上場企業全体でも外国法人が28%を保有している。
*主要18社とは、経団連の現在の会長・副会長企業のこと。

外国人投資家には次のような傾向があり、彼らの持ち株比率が高まれば、その影響も強まる。(この部分は私の考え)

①会社の利益より株主の利益。
②会社の成長より短期の利益
③生産・労働過程への無関心と、資金運用への執着
④さまざまな忠誠心や企業倫理の完全な欠如

柳沢記者は外国人持ち株比率の急上昇の影響として、以下の項目をあげている。
①企業価値を高めるのではなく、より短期的な目先の利益を追求する
②人材の使い捨て、人件費コストの削減。
③海外進出と国内の空洞化
④日本経済に対する責任の放棄

一応のスケッチではあるが、何故そうなったのかの分析はここでは行われていない。このコラムでは当然書けるものではないが、あまり説得力のある議論に出会ったこともない。