「茶摘み歌」という曲があって、多分唱歌なのだろう。
「夏も近づく八十八夜」と始まるのだが、最後はこうなる。茶が主要輸出産業だったことがうかがえる一節だ。

摘めよ摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ


ところが、今じゃ摘んでも日本の茶にならない。

摘まにゃ「我が社の茶」にならぬ

と言い換えるべきだろう。ワタミの会長が言いそうなセリフだ。

日本の茶は、いまや「我が社の茶」になって、内部留保を積み上げるだけだ。
そして勝手にグローバル。みんな海外に再投資されていく。
摘めば摘むほと、自分の首が締まる仕掛けになっている。