製造業の従業員というのは、昔でいう工員さんである。それに対して商業の従業員は店員さんだ。あるいは職人さんだ。店員さんも職人さんも、いつまでも店員さんではない。いつかは店を持って店主となるのがコースだった。

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それはどうでもいいのだが、この図で分かるのは日本から工員さんが消えていくということだ。
この20年で、ちょうど500万人が消えた。実に1/3だ。計算で行けば40年後には1人もいなくなる。それが店員さんや派遣や臨時やアルバイトや失業者になったわけだ。
500万人の働き口が消えたのは大企業が海外に行ってしまったり、中小企業が潰れてしまったからだ。

そのうちどれが主な原因か?
それを下の折れ線グラフが示している。これは海外現地法人の従業員で、同じ期間に300万人増えている。
つまり減った理由の3/5は大企業のせいだということだ。海外の子会社でなく、どこかに下請けに出している数が同じくらいいるだろうから、もっと比率は高くなる。

「不景気で会社が人を雇えなくなった」というのは、口実であることが分かる。

うちにお金を入れなくなったのは、よそに愛人ができたからで、大企業の実入りが減ったからではない。