昭和ゴムのゴタゴタを知るためには、昭和ゴム労組のブログがわかりやすく、役に立つ。

まずは、去年12月東京都労委の救済命令に際しての声明から。

2012123日 昭和ゴム労組の声明

2012年11月29日、東京都労働委員会は昭和ゴム労働組合の不当労働行為救済申立にたいし、救済命令を出した。

2008年6月、約12億円に上る第三者割当増資に応じたAPFグループは、過半数の経営陣を送り込むことによって昭和ゴムの経営権を奪い取った。

その後、約3ヶ月の間に、昭和ゴムの資金の8割を超える27億円を、投資なる名目の下にタイにあるAPF傘下の子会社に送金した。(これって背任行為じゃない?)

2009年6月昭和ゴムの社名を昭和ホールデイングスと変更した。

2009年10月、親会社である昭和ホールデイングスと3つの子会社に分割する会社分割。

2010年12月、APF経営陣は27億円が償還されると公表。しかし大部分がAPF傘下会社の株という形での償還であった。

この間、昭和ゴム労働組合は、27億円の流出問題でAPF経営陣と厳しく対峙してきた。

経営陣は、組合の弱体化を企んで、2008年7月から今日まで、様々な不当労働行為攻撃をつづけた。具体的には不誠実な団体交渉、組合立看板の破壊、組合委員長に対する昇格差別、2度にわたる懲戒処分の強行が挙げられている。

2012年12月の都労働委員会命令は、2度の懲戒処分を無効とした。しかしマネーファンドによる昭和ゴムの乗っ取りと資金流出については判断を回避した。(それはさすがに管轄外でしょう)


組合はさすがに迫力ある。どうやら社長を捕まえて、むかしで言う“吊るし上げやったようだ。

これで社長たちが姿を消してしまったら、社員を代表する組織は組合しかないからだろう。

話としては、「消えた270億どうしてくれる」ということだ。最後にドロンされたんじゃ、立つ瀬がない。