本日の赤旗に「野中教授不当提訴事件」の続報が載った。続報というと少し語弊がある。文化面のインタビュー記事で、事件の背景に関する解説だ。

6月14日の当ブログでも一度紹介したが、もう少し深い掘り下げがなされている。見出しが端的に示しているように、これは「学問の自由」への恫喝であり、言論の自由一般ではなく、もっと奥深く深刻な問題だということだ。

今回の訴訟の特徴として2つの点が挙げられている。

一つは損害賠償額がきわめて高価なことであること、もうひとつの特徴は出版社ではなく研究者個人を訴えていることで、これは賠償金をとるより恫喝が目的であることが明白だ。

この訴訟は、学問に携わる人々には等閑視できない問題だろう。もう少し詳しく調べてみなければならないようだ。

とはいうものの、この事件相当にシビアーだ。

1.まず、昭和ゴムについて、どんな会社なのか、なんで悪徳ファンドに乗っ取られたのかという問題がある。

2.ついで、悪徳ファンドがいかなる手段を用いて、昭和ゴムの資産をむしりとったのかという問題がある。

3.さらに、証券取引等監視委員会が強制調査に乗り出した経緯と、その結果を知らなければならない。

4.さらに、野中教授の批判のポイント、悪徳ファンドが逆ギレしたポイントを整理する必要がある。

5.最後に「名誉毀損」の考え方をめぐる法理論の動向も知っておく必要がある。

これはしんどいぞ