モスクワ空港で足止めを食らっているスノーデン氏、どこへ行くかが話題を呼んでいる。

アメリカは2つのことを言っている。
一つはもしモスクワ空港を飛び立ってハバナに向かった場合、これを強制着陸させることはしないということ。
もう一つは、エクアドルがスノーデンを受け入れれば、エクアドルに対して経済制裁を加えるという脅しだ。
エクアドルは誇り高い国ではあるが、小国であり、石油資源もそれだけで食っていけるほどのものではない。国の通貨をドルとするなど、アメリカ経済の強い影響を受けている。
これは十分な脅しとなる。

おそらく、エクアドルが渋っているか、値を釣り上げているかのいずれかだろうが、大部分の国はエクアドル行きを願っているだろうし、アメリカさえもひそかに望んでいる可能性がある。
問題はエクアドルに行った後、どういう具合に口封じをするか、エクアドルにどう補償をするかだろう。

もしエクアドルが手を引けば、みんな困るだろう。おそらくエクアドルは、スノーデンを引き受けた場合に被るであろう不利益をできるだけ忌避するだけでなく、その代償を求めるはずだ。

その辺りの水面下の交渉が進んでいると考えられる。アメリカが突っ張れば、ウィキリークスは情報を小出しにして、耳目を惹きつける作戦に出るだろう。長引けば長引くほどエクアドルには有利になるはずだ。