ペライア=ハイティンク・シカゴ交響楽団のモーツァルト23番が良い。
2008年9月9日(どうでも良いがリーマン・ショックの直前)、ロイアルアルバート・ホールでのライブだそうだ。シカゴ交響楽団にしてみれば海外公演、力は入っているだろうし、それなりの練習をして臨んだ演奏。ハイティンクを指揮者に選んだ理由も問われる。

ペライアっていくつなんだろう。
まぁモーツァルトなら歳は関係ないか。
この曲、ピアノの出にはかなり間がある。その間ハラハラさせられる。
ハイティンクはベートーヴェンの3番みたいな演奏をする。それが悪いわけではない。実に堂々たるものだ。それとシカゴ交響楽団との相性が良い。ハイティンクはこうしたかっちりしたオケとやるとグンと伸してくる。
長い序奏が終わってピアノが出てきた瞬間、思わずえっ?!と声が出てしまう。ほかならぬモーツァルトが出てくるのだ。
おそらく、録音のバランスは相当誇張されて捕られているのだろう。強音は少し濁る。
実際に会場で聞けば、もう少しピアノの音は引っ込んで聞こえたと思うが、中身では負けていない。
あのペライアの音が間違い無く聞こえてくる。粒立ちの良い、ダイアでなく真珠の輝きを持った音だ。
オケが目一杯頑張って、ピアノがそれに引きずられずにモーツァルトを弾ききるというのはすごい。
典雅なモーツァルトとは程遠いが、これもありだと思う。モーツァルトでこんなに緊張させられる経験は初めてだ。

すみません、知りませんでした。
二人は出来ていたんですね。
ペライア・ハイティンクのコンビでモーツァルトやベートーヴェンの協奏曲をあちこちでやりまくっているようです。
ペライアはモーツァルトの協奏曲全集を出した後、一時指の不調で引退したが、最近はバリバリ現役のようです。