5月29日産業競争力会議での発言。

我々のようなグローバル企業の場合、世界中のどこで投資をするかという際に、様々な条件を比較した上で、国内有利であれば国内、海外が有利であれば海外ということになる。
(だから)国内で投資をできるよう、環境整備をお願いしたい


基本的に、会議の性格に相応しくない発言だということが、まるでわかっていない。
この会議の目的は日本の産業競争力をどう回復させるかということであって、冷やかし客相手の値引き交渉ではない。
榊原氏の発言は、「嫌ならいいんだよ、よそに行くから」と言わんばかりの冷やかし客の発言であって、日本の立場に立ったものではない。
たとえばGEでもシーメンスでも、聞かれれば同じことを言うだろう。なぜなら彼らもグローバル企業だからである。

会議のメンバーとしての立場がまったくわきまえられていない。普通はこんな発言をするものがいれば、「とっとと出て行け!」と怒鳴られる筋合いのものである。
そのことがまるでわかっていないから、そもそも話が通じないのである。