これは今月初めギリシャで開かれた欧州対抗サミットで打ち出された言葉だ。
サミット紹介文書ではこう書かれている。

ギリシャは破壊的緊縮政策といわゆる競争政策の実験場である


浅田記者は

ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」そのままの、債務危機という惨事に便乗した新自由主義路線

と評している。

一つは、中身がきわめてシビアーというだけではなく、国の構造を破壊する緊縮政策という意味だろう。

もう一つは緊縮が、その国家にとって必要なのではなく、多国籍資本の利益拡大のために必要なのだという性格付けである。

緊縮政策一般は経済が調整局面に入った時には、常にありうる選択である。しかしそれは、いかに厳しかろうと、その国のために必要なオプションである。

しかし、多国籍企業と投機資本によって人為的に作られた債務を返済することは、その国の経済再生にとって必要な措置ではない。それは過去に対する「罰」であるに過ぎず、むしろ有害な措置である。

そのようなグローバリゼーションに、一体どんな意味があるというのだろう。

ギリシャの緊縮政策とその影響については下記を参照されたい。

ギリシャ危機と青年

人でなしのNHK_BSニュースキャスター

ギリシャ危機年表