清水記者の署名入り記事で、輸入増の理由をレビューしている。

3月の貿易収支は3600億円の赤字。11年以降の赤字基調は変わらず。円安で輸出が促進されても輸入増をカバーできない構造となっている。

ということで、輸入増の内容を分析した。

その結果、原油やLNGの増加だけではない構造上の変化が起きていることが分かった。
清水記者はそれを次の三つに集約している。

食料輸入の増加
輸入総額の8.3%が食料品。食品原料は食品にふくまれていない。実際には10%前後とされる。

IT、自動車関連の輸入が急増
通信機(携帯、iPodなど)の輸入額は2兆円を超えている。(私のドコモの携帯もサムスンだ)
自動車部品は5500億円。国内調達を海外調達に切り替えたため。

海外現地法人からの逆輸入が急増
いわゆる逆輸入はおよそ10兆円、輸入総額の15%に達する。
産業空洞化が貿易収支の悪化をもたらしている。

このあと、三菱UFJのリポートを引用しているが、こちらは直接原文にあたったほうがよさそうだ。