日本ハムがついに10連敗だ。セリーグでは中日が最下位。
似たようなチームだ。投手陣がずたずたになっている。
明らかに飛ぶボールの影響だ。
これは機動力とバントでコツコツと点数を稼ぐチームにとっては致命的だ。
逆に、札びらで集めた大型選手で派手に点数をとるチームには有利だ。
負けパターンを見るとほとんどがフォアボールをきっかけに大量失点につながっている。これも長打を警戒するために、際どいコースを狙わざるをえないからだろうと思う。
だからといって、日ハムの連敗をそれにのみ帰することはできない。ほかのチームも事情は似たり寄ったりだから、ピッチング・スタイルの適応に失敗したチームが負けているだけのことだ。

第一に飛ぶボールはやめるべきだ。外人選手のホームランで決着する大味ゲームなど見ていて面白いのだろうか。モンゴル人が交互に優勝する大相撲と同じだ。
おそらくはナベツネの陰謀だろうが、姑息な手段はせず、世界基準に合わせるべきだ。これは野球人としてしっかり主張すべきだと思う。

第二に、それまでの間、バッテリーコーチが飛ぶボールに合わせたピッチングスタイルを確立すべきだ。相手バッターの癖の問題ではない。どういう高さのどういうコーナーの球がどれだけ飛ぶか、それは去年とどう違うかを解析すべきだ。私の感じとしては、横の変化の有効性が落ちているように思う。多少芯を外しても打球は詰まらずに伸びてゆくようだ。これまで以上に縦の変化が求められるようになる。

第三に、1点もやらないようなピッチングは不可能になったのだから、長打を警戒するよりもアウトを一つでも多くとるようなスタイルに切り替えて、ストライクゾーンを広く使うことを心がけるべきだ。決め手は縦の変化球、ヤンキースの黒田投手を研究すべきだ。

中日と日本ハムが苦戦しているというのは、たまたま故障者が多かったなどということではなく、そういう戦法が不利になったからだ。だからこの傾向は長期に続くと見なければならない。そういう覚悟が必要だ。