志位さんが7中総の結語で下記の文章を引用していた。あまり面白いので再引用する。

 壊れゆく日本という国 神戸女学院大学名誉教授・内田樹

「企業利益は国の利益」 

国民に犠牲を迫る詭弁 政権与党が後押し

起業したのは日本国内で、創業者は日本人であるが、すでにそれは随分昔の話で、株主も経営者も従業員も今では多国籍であり、生産拠点も国内には限定されない「無国籍企業」になっている。

そういうグローバルな展開をするのは企業の自由かもしれない。だが、企業のグローバル化を国民国家の政府が国民を犠牲にしてまで支援するというのは筋目が違うだろう。

国民国家の末期を官僚もメディアもうれしげに見ている

ことあるごとに「日本から出て行く」と脅しをかけて、そのつど政府から便益を引き出す企業を「日本の企業」と呼ぶことに、私は強い抵抗を感じる。

彼らにとって国民国家は、「食い尽くす」までは使いでのある資源である。

コストの外部化を国民国家に押し付けるときに、「日本の企業」だからという理由で合理化するのはやめて欲しいと思う。


まことに同感である。この共感を広げなくてはと思う。

それにしても

国民国家の末期を官僚もメディアもうれしげに見ている

という見出しは、思い切り刺激的である。 


この論文の全文は、内田さんのブログで閲覧できる。「国民国家」論も展開されている。

参照されたい