指揮者のベストテンというのが、色んな所でやられている。しかし指揮者によって得手・不得手というのがあるはずで、納得行かないところがある。

私としてはベートーベン、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ブルックナー、ドボルザークが聞ければいいので、そういう曲をやらせたらうまいベストテンというのを作って欲しい。

もう一つ、コンサートに行ったり、高いオーディオを揃える人ではなく、“ながらリスナー”だから、実物に接しての思い入れが強すぎても困るのです。

ということで、目下のお気に入り10人。

ジョージ・セル

カルロス・クライバー

オットー・クレンペラー

ヘルベルト・フォン・カラヤン

ギュンター・ヴァント

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

カール・ベーム

フリッツ・ライナー

ジョン・バルビローリ

ハンス・シュミット・イッセルシュテット


生きている人というなら

ロリン・マゼール

パアボ・ヤルヴィ

マリス・ヤンソンス

リカルド・ムーティ

ブロムシュテット

小沢征爾

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー

エリアフ・インバル

クラウス・テンシュテット

(ジュゼッペ・シノーポリ)

あたり

割と体育会系ですね。
シノーポリは故人だが、入れておきたい一人です。RAIを振ったブラームス4番は、今にも心筋梗塞を起こしそうな熱演です。

イッセルシュテットの評判は何故か高くないが、ベートーヴェンの交響曲全集はやはりすごいと思います。